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【ペペ・ル・モコ (pepe le moko)】上野桜木で35年!アットホームな下町フレンチ

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 1986年オープンの ペペ・ル・モコ (pepe le moko) 上野公園を抜け 国立博物館の前の通りを根津方面へ 黒門を過ぎ 東京藝術大学を過ぎ 桃林堂 の交差点を渡ると 電信柱にも看板がでてくる。 ピンクのドアが目印 カヤバ珈琲 へ行くとき通りかかって 気になっていたのだ。 ランチは Menu(A)2,000円(税別) ショートコース 2,500円(税別) ハーフコース 3,500円(税別) フルコース 4,500円(税別)の4種類 やや時代を感じさせる モノ多めのインテリア キャビネットにはマダムの食器コレクション 上段には一桁間違って購入し 夫婦げんかになったという マイセンのカップセットが並んでいる(笑) 藝大が近いせいか この辺りはアートに造詣の深い店も多く 店内にはたくさんの絵が飾られている。 改装前のペペルモコを描いた絵 店のために描いてもらったのかと思い聞けば 常連さんがたまたま他でこの絵を見かけ それが縁で購入したのだとか。 マダムは結構話好き 座席は1階に3卓と半個室がひとつ 2階席は主に貸し切りスペースと化粧室 クラシカルなテーブルセッティング ショートコース2,750円(税込) をオーダー ビール(スーパードライ)800円 だったか? キュベェ・マダム・K (ピノ・ノワール 赤)  950円(税別) ペペルモコのプライベートブランド 美しいルビー色の飲みやすいブルゴーニュワイン じゃがいものポタージュ ほっこりやさしい味 バゲット パリッと美味しい。バターつき オードブル 帆立のすり身のテリーヌ キスのエスカベッシュ サラダ はんぺんと南蛮漬けっぽい 馴染みのある味 フランス産コンフィ・ド・カナール 鴨のロースト 塩漬けにして鴨の脂で 8時間かけて煮込んだ鴨のロースト 皮はパリッと、身はホロホロなのだが びっくりする程しょっぱい(>_<) つけあわせのリゾットや野菜と合わせて 塩味を和らげながらなんとか食べたが 後でめっちゃ喉乾いた。 客の年齢層高めなのにこれは…。 今年はなかなか美味しい鴨に 当たらないなあ…(◞‸◟) デザート盛り合わせ 栗のムース、ガトーショコラ、スイカ 季節外れのスイカが意外と美味しかった。 コーヒー 前を通るたびに気になっていたペペルモコ お味はともかく 話好きのマダムともう一人 接客の女性は感じが

【韻松亭(いんしょうてい)】上野公園と共に歴史を刻む、癒しの和食処

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  明治8年(1875年)創業 上野公園内の和食処、 韻松亭(いんしょうてい) 明治政府による都市公園建設の一環として 公園を訪れる市民の為の飲食施設をと 民間人を選んでいくつか造らせた一つが 韻松亭だったとか。 上野での美術館巡りの際に何度か予約を試みたが いつも一杯だった。 今回はコロナの影響か一週間前でも取れた。 隣には 甘味処、喫茶去 (きっさこ) が 併設されている。 >>喫茶去 の記事はこちら 玄関で靴を預けて上がる。 店内は通路が枝分かれし、各部屋へと続く 玄関左手、扉の向こうの隠し階段は 2階の個室へと続いている。 階段脇にはおみやげの案内も 年季の入った階段を上り 予約しておいた2階のカウンター席へ 美しい緑が目の前に広がる解放感抜群のカウンターは 間隔をあけ、4組のみの案内 室内は掘りごたつ式の和室なっていて 畳の感触が心地いい。 暖簾の向こうの個室が玄関左手から続く個室 料理は豆や豆腐、季節の食材を中心とした 豆菜料理 昼は 茶つぼ三段弁当  1,690円~ 各種 予約できるのは、花籠善 月 2,640円~ 花籠本膳 3,740円(税込) を予約。 生ビール 740円 一の膳 よせ豆富 お造り 茶碗蒸し 湯波刺し 湯波刺し 茶わん蒸し よせ豆腐、ハマチの刺身 全体に優しい味。っていうかやや薄味 二の膳 花籠 出汁巻玉子 鰊甘露煮 茄子 隠元 松風丸十  酢取り蓮根 蟹真丈 南瓜 唐揚 海老  薩摩芋 赤蒟蒻など こちらは甘めのしっかりした味付け。 特別美味しいわけではないが 品数が多く目で楽しめる。 三の膳 揚げ物 豆ご飯 香の物 赤出汁 揚げ物は日替わり 白海老のかき揚げと万願寺の射込み揚げ サックリ揚げたてで美味しい 豆ごはんと味噌汁はおかわり自由 ほっこり甘みのある豆ごはん美味しい 半分おかわり 水菓子 定番の麩饅頭 もっちもちの蓬麩の中にこしあん 青梅ゼリー 爽やか 店からの誕生日プレゼントで 喫茶去でもおなじみの生麩入りあんみつのサービス! 生麩と白玉でボリュームたっぷり。 あざーす<(_ _)> 料理は特別美味しいわけではないが 心配りが行き届いていて ホスピタリティーがすばらしく 非常に居心地がいい。 あんみつ貰ったから言うわけじゃないが こりゃ人気なわけだw 上野の杜を眺めながら のんびり過ごすにはおすすめ。 韻松

【カヤバ珈琲】谷中町入口に立つ大正5年建築のランドマーク的喫茶店

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  上野方面から谷中へ入る際のランドマーク的存在  カヤバ珈琲 出桁造の軒が特徴的な町家建築 大正5年の建設以降、ミルクホール、かき氷・あんみつ店などを経て 昭和13年(1938年)に「カヤバ珈琲店」となり 谷中のシンボルとして長年親しまれてきた。 2006年に一旦閉店となったが この喫茶店に愛着を持つ地域内外の人の支援を得て、  NPO法人 たいとう歴史都市研究会が借り受け、 2009年にリニューアルオープン そんな歴史ある外観に見とれていたら 一足遅れで満席となってしまった…(◞‸◟) 席が空いたら連絡をくれるとのことで、お向かいの 旧吉田屋酒店 を見学しながら待つことに。 ここは 下町風俗資料館の付設展示場 >>300円で楽しめる下町風俗資料館の記事はこちら 谷中6丁目で江戸時代から代々酒屋を営んでいた 「吉田屋」の建物を 現在地に移築したもの 明治43年に建てられた建物は、 腕木より軒桁が張り出している出桁造で、 正面入口には板戸と格子戸の上げ下げで開閉する揚戸が設けられている。 屋内には、秤・漏斗・枡・樽・徳利・ 宣伝用ポスターや看板など 酒類の販売に用いる道具や商いに関する資料が 展示されている。 管理しているおじさんに尋ねるといろいろ教えてくれる。 わたしが写真を撮る間、つれはおじさんと話し込んでいた(笑) そうこうするうちに電話がかかってきたので カヤバ珈琲へ 大正町家の外観や柱梁、昭和喫茶の看板、 椅子、 カウンターの煉瓦壁、食器など 昔の雰囲気を残しつつリノベーションされた店内 カウンター内の調理場は今どきの設備 女性3人が切り盛り おしぼりは水で膨らむ不織布のやつ □かき氷 抹茶金時 800円 練乳は別添え 量的には昔ながらの一人分サイズ グラスに細長い盛りでめっちゃ食べにくい。 味はごく普通。 〇アフォガード 650円 クリーミーで美味しいアイス2個にエスプレッソ 食べ応えがあり、これはおすすめ プリン食べたかったけど売り切れだったので 本日のケーキ に。 □ベリーのチーズケーキ 500円だったか? いまいちかな 外観と歴史に魅かれてやってきたが 中は思ったほどの趣は残ってなかった。 外から眺めた時が一番のクライマックス。 2階は既存の意匠をほぼ踏襲した座敷とのこと。 機会があればそちらを利用してみたい。 カヤバ珈琲 関連ランキング