投稿

ラベル(300本)が付いた投稿を表示しています

【かがみの孤城】 辻村 深月 著  ★★★★☆

イメージ
  辻村 深月の作品は 初めてだったけど 映画の原作本ということで きっと面白いだろうと読んでみた かがみの孤城 途中まではイジイジした主人公に イラっとするとこもあったけど 後半、いろんなことが繋がっていくと どんどん面白くなり すっきりと気持ちのいいラストで読み終わったとき もう一度最初から読んでみようと思えた作品 ちなみに今回から☆☆☆☆☆(★5が最高)で 面白さを表すことにしてみた。 あくまでも個人的な好みだけどw

【ホテルアイリス】小川洋子 著 ★★★☆☆

イメージ
  遅ればせながら読んだ 「博士の愛した数式」 がすごくよかったので 小川洋子のほかの本も読んでみようと 手に取った 「ホテルアイリス」 映画化もされてるし きっとおもしろいんじゃないかな、と。 >>ホテルアイリス予告編 映像はきれいだけど…。 読み始めてすぐに漂う、 破滅への予感 「博士の愛した数式」に満ちていた あたたかな空気 とは真逆ともいえる ひたすら破滅へ向かって 突き進んでいくような退廃的ムード まさかこんな話だったとは…。 感情移入しがちなわたしとしては 破滅へ向かう話は気が滅入るから あまり好きじゃないんだよね。 それでも怖いもの見たさで 最後まで読ませるのはさすが

【引き抜き屋 】雫井修介 著 ★★★★☆

イメージ
  藤枝梅安の前に読んでいたのが 雫井修介の引き抜き屋 ①鹿子小穂の冒険 ②鹿子小穂の帰還 雫井修介、久しぶりに読んだけど これ結構おもしろかった。 ひょんなことからヘッドハンターの世界に 飛び込んだ主人公・鹿子小穂のお話。 ちょっとできすぎ君じゃないの? と思いつつも 話の展開が面白くて、 ヘッドハンターってそんななの?とか 最後まで興味深く読めた。 なんか面白い本ないかなーってとき 買うほどじゃないけど 図書館で見つけたら手に取ってみてw

【仕掛け人・藤枝梅安】池波正太郎 著 ★★★★★

イメージ
神田で池波正太郎の足跡をたどる旅 (ってほどのもんでもないけどw)をした後 藤枝梅安シリーズを読み始めた。 実は池波正太郎を読むの、 今さらながら初めてなのだ(。-_-。)ゞ ふつうは著書を読んで、ファンになって 先生の足跡を辿るものなんだろうけど 先ず食い物→トヨエツ梅安→小説 という流れw トヨエツ主演の映画の予告編 見たら 第1巻「殺しの四人」の話なのね(゚∀゚)! わたしは今、第2巻の 「闇の大川橋」を読んでるとこ。 しばらくは梅安さんの世界に どっぷりはまりそう。 細部を書き込みすぎない、 行間に含みのある感じが たまらないのだよ、ふ、ふふ……。

【阿修羅のごとく】向田邦子 ★★★★★

イメージ
  今いちばんハマっているドラマは バカリズム脚本の ブラッシュアップライフ 鎌倉殿の13人 もそうだったけど やっぱりいい脚本と出演者が揃うと めっちゃ面白い 阿修羅のごとく は 脚本家・向田邦子 が、女心の奥底に潜む 阿修羅のようなエゴや執念をえぐり出した 辛口ドラマ 台本形式で書かれた本は 読んでいると映像が目に浮かんでくる。 1979年~放送されていたドラマ キャストがすごいんだよね。 緒形拳がホームドラマのパパ! 緒形拳の無駄遣いとまでは言わないけど 本人もあまり乗り気ではなかったようで パート2では露口茂に交代している。 女性陣が主役のホームドラマで 良き父親でありながら浮気してる 緒形拳って逆にめっちゃ見てみたいw 正月くらいにBSで再放送されたらしいんだよね。 見たかったなあ… BS映んないけどw NHKオンデマンド で視聴できるのかあ。 ↑ここでさわりだけ見れるけど THE昭和な雰囲気がたまらん 加藤治子の色っぽさといったら… キャストを念頭におきつつ 本を読むとますます面白い。