【時をかける少女】ペニンシュラホテル Peter(ピーター)

子供の頃には自分の未来を見てみたかった。
あれから瞬く間に歳月が過ぎ、
時をかけ抜けてしまった今のわたしは
もう先のことなど知りたいとは思わない。
欲しいのは日常を忘れるささやかなひとときである。

そんな願いを叶えてくれる場所のひとつが
ペニンシュラホテルの Peter

ホテルのロビーを通り抜け
専用エレベーターで24F へ

エレベーターのドアが開くと目の前には
あの頃 夢想したタイムトンネルのような光景

通り抜けても時空が変わることはないが
そこには日常を忘れられる空間が待っている。

明るい日差しにきらきらと輝く飾り

窓からは日比谷公園や皇居外苑の眺望が広がる


予約時に眺めのいい席をリクエストしておいたら
コーナー席が用意されていた。

ランチメニューは3品~5品のプリフィクスコース

4品プリフィクスコース 6700円(税サ別)を
1ドリンク付き5500円(税サ込)で一休から予約

ドリンクはスパークリングやビール、ワイン、ソフトドリンクから1杯
料理はそれぞれ6~7種類のメニューの中から
前菜2品、メイン1品、デザート1品 選べる

パン&バター

パンは温めたカンパーニュ
なくなりそうになると、すかさずおかわりを勧めてくれる。
(3回おかわりしました)

つれの前菜①
うえのはら農園より オーガニック野菜のサラダ 
玉葱と林檎の和風ドレッシング

美しくボリュームもあり
野菜もドレッシングも美味しい。おすすめ

わたしの前菜①
バターナッツスクワッシュ 
ブッラータチーズ ジロール茸 プンタレッラ

ねっとりしたバターナッツかぼちゃに
香りの良いジロール茸、ミルキーなブッラータチーズ
かぼちゃはホクホク系が好きなので
ねっとりしたバターナッツかぼちゃはやや苦手だが
ジューシーなブッラータチーズは美味しかった。

つれの前菜②
カリフラワーのスープ 
パルメザンチーズ パセリ アンチョビ クルトン
クリーミーで濃厚!

わたしの前菜②
セビーチェ 本日の鮮魚 帆立 タイガーズミルク
やや生臭みあり
今回はつれのチョイスが正解だったようだ。

つれのメイン
山形県産大沢牧場の豚肉 フィレ肉のグリル 
バラ肉の煮込み パイナップルのチャツネ コリアンダーヨーグルト
エスニックで個性的な取り合わせ

わたしのメイン
低温料理した千葉県産しあわせ絆牛 
ほうれん草 ベイビーベイクドポテト エシャロットフライ
あっさりとしたローストビーフのような赤身のスライスに
コクのある濃厚なソース
サワークリームとベーコンビッツをのせたベイクドポテトも美味しい

温州みかんのコンポート 
ババケーキ ヘーゼルナッツのアイスクリーム
別添えのコニャック(右手前)をたっぷりかけて大人の味!

記念日ということでメッセージチョコを添えてくれ
「お撮りしましょうか?」と写真も撮ってくれた。

国産苺と熊本県産栗のクランブル 
レモンポセット バルサミコキャラメル
濃厚なクリームは美味しかったけど
ぶよぶよした苺のコンポートと
ショートブレッドは苦手
デザートもつれチョイスが正解だった。
迷った紅玉のりんごパイにしとけば良かった…

ミルクティー

美味しいカプチーノをいただきごちそうさま!

個性的な化粧室も必見!

独創的な空間と上質なホスピタリティ
眺めのいい窓際席、ゆったりしたソファ席
希望に応じて日常を忘れるひとときを送ることができる。
更なる非日常を味わいたければ
こちらのステージ席で本日の主役になるのもいいだろう。
わたしにはとてもそんな勇気はないが…

楽しい時間はあっという間
この時間を糧に再び日常へと戻っていくのである。

ちなみに3品コース4600円(税サ別)は
一休からだとワンドリンク付き4700円(税サ込)で出ている。
小食のくせに調子に乗ってパンをおかわりし
メインの前にお腹が一杯になるつれと一緒なら
次回はそっちでもいいかと
日常に戻った途端セコイ考えが浮かぶのだった…

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