【日本橋 玉ゐ】江戸名物 ふっくら美味しいあなごの”箱めし“

久しぶりの日本橋

日本橋が初めて架橋されたのは
徳川家康が幕府を開いた1603年(慶長8年)
今の日本橋は、初めて架橋されてから20代目で
1911年(明治44年)に完成した
橋長49m、幅27mの石造二連アーチ橋

完成からすでに100年を超えているが
橋の推定寿命は1,000年とも言われており
まだまだ若いのだとか。

日本橋の親柱

親柱の上に鎮座する獅子が抱えているのは
当時の東京市、現在の東京都の紋章
この獅子は東京の守護「獅子」なのだ。

映画「麒麟の翼」でも有名な麒麟像
獅子も麒麟も彫刻家 渡辺長男氏の製作

道路の起点でもあるこの日本橋から飛び立つ
という意味が込められている。

高速道路が撤去されて
再び麒麟が飛び立てる日が楽しみだ。

日本橋をじっくり見分したあとは
ずっと行きたかった
あなご専門店 日本橋 玉ゐ

建物は昭和28年、終戦を迎えて間も無くに
酒屋として建てられた日本家屋

室町店や銀座店などもあるが
最初は本店に行きたかったのだ。

年期の入った看板

12時半の到着で満席
外の並びが3名

並んでいる間にじっくりメニューを検討

5分ほどでカウンターが空いたので入店
満席なので店内写真は
あまり取れなかったが
飴色の木の風合いに風情がある



生ビール 750円
陶器のグラス
容量は少なめ

あ巻き 1,000円
あなごを芯に巻いた卵焼き
熱々のできたて
ふわふわでめっちゃ美味しい
おすすめ

あなご重の“箱めし”には
小箱、中箱、大箱、めそ箱めし、
本店限定の背くらべの5種類があり
あなごの仕上がりは
煮上げ、焼き上げ、合いのせの3種類

中箱 3,200円
だし茶漬け用の穴子出汁 200円
香の物、お吸い物、
薬味(ゴマ、わさび、ネギ)と柚子の皮
卓上に山椒

最初なので煮上げと焼きの
両方味わえる合いのせ

手前が焼き、奥が煮上げ

煮上げはふわふわで柔らかい
わたしもつれも香ばしい焼きが好み
次回は焼きだけにしよう。

ごはんと穴子の間に忍ばされた
シソもいい仕事をしている。
繊維のような小骨はまったく気にならない。

はたと思い出し、だし茶漬け用に
お椀に穴子飯と薬味をin
あやうくそのまま
全部食べちゃうところだったw

穴子だしは頃合いを見て
熱々を持ってきてくれる。
しっかりめに塩の効いた出し汁

ひつまぶしも食べたことないんで
じつは出汁茶漬けって初めて。
さらさらと腹に収まり、
これはこれで美味しい

逆に小食のつれは、最後出汁が入らなくなり
残った出汁と穴子をもらい
わたしも腹いっぱいw

次回は大箱(わたし)と小箱(つれ)でも
いいかもしれない。


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