【並木 藪蕎麦】文豪も愛した蕎麦の名店

池波正太郎や山口瞳が
愛したことでも知られる
蕎麦屋の名店 並木 藪蕎麦

真っ白な壁に掲げられた看板には
“藪”の一文字
きりりと風格ある佇まい

初代は明治の末に京橋で創業
大正2年に雷門から通じる並木通りに店を移し
現在の店主が三代目

すっきりとした店内には
小上がりの座敷とテーブル席
接客の花番さんたちがてきばきと
注文と給仕をこなす

キリンラガー 800円

いつものビールにしたけど
日本酒がいける口なら
菊正宗の樽酒が正解なのだろう。

品数がぐっと絞られたメニューを眺めつつ
つれと作戦会議の末注文したのは…

天ざる 2,200円

まずは天ざるをつまみに
ビールをいただくことに

蕎麦はつれと分けつつ
わたしは↓の鴨ぬきのつゆでいただく

鴨ぬき 2,800円(11月~3月)
はい。更新サボりまくってた
3月に行きました。
季節外れのUPで
すみません(。-_-。)ゞ

『鴨ぬき』はそばぬきの鴨南ばん(値段は同じ)
メニューには書かれていないが
知る人ぞ知る裏メニューなのだ。

並木 藪蕎麦 初訪問のくせに
生意気にも通ぶった注文ができたのも
蕎麦の師匠と崇める
蓼喰人氏の口コミなどでの
予習のたまものw

山口瞳は冬は『鴨ぬき』
冬以外は『天ぬき』を肴に
酒を飲むのがお気に入りだったそうだ。

鴨の旨味がギュッとつまったつくねと
分厚く切った鴨肉が5切れ
蕎麦が入ってない分
鴨肉とねぎが増量されている。

鴨、旨かったなあ… (゜-、゜)ジュルル

ざるそば 900円

鴨ぬきを半分ほどいただいたところで
〆のざるそば

ねぎの甘みと鴨の旨味が溶け込んだ
まろやかな鴨ぬきの後でいただく
キリッとからめのそばつゆが
〆にぴったり

かけそば 900円
つれの〆

はー、美味しかったC= (-。- ) グフゥー

また寒くなったら食べに行きたい。
ごちそうさまでした


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