銀座の名所 資生堂パーラーのブランド力!【資生堂パーラー サロン・ド・カフェ 銀座本店】

モボ・モガの時代から銀座を訪れる人々を引きつけてやまない
銀座の名所 資生堂パーラー

1872(明治5)年、銀座に民間初の洋風調剤薬局として
福原有信が「資生堂薬局」を開業したのが資生堂の始まり

1902年、薬局内にソーダファウンテンを設置し
日本初のソーダ水やアイスクリームの製造販売を行ったのが
資生堂パーラーの起源。

1928年には「資生堂アイスクリームパーラー」と改称し、
本格的な洋食レストランも開業し洋食の草分け的存在となった。
名称が「資生堂パーラー」になったのは1954(昭和29)年

そんな歴史ある資生堂パーラーは数々の小説にも登場し
浅田次郎の「天切り松 闇がたり」では“振袖おこん“も贔屓にしていた。
ということで、おこん姐さん気分で、いざ。

エレベーターで3Fへ
斬新な階数ボタンに指がうろうろ…
すでにおこん失格であるw

 先客2組。名前を告げ椅子に座って待つ。
5分程度で案内された。

ウェイトレスさんのレトロな制服もかわいい

週末など混雑時にはこのエスカレーターから1階まで
ずらりと人が並ぶそうだ。

内装はビルの外観と同じやわらかなレンガ色

テーブルには「SHISEIDO」のロゴが織り込まれた
真っ白なテーブルクロスと小さな花

通された窓際の席からは前回の銀ブラで立ち寄った
カフェーパウリスタが見える。(ピンボケだけど…)

◎徳島県 三好郡 東みよし町産“アスカルビー”のストロベリーパフェ 1,890円

店内の半数以上が食べているストロベリーパフェ
定番(1,730円)に加え、季節の苺を使用したストロベリーパフェがある。

ルビーのように色艶が美しい苺“アスカルビー”を
ソースにも使用したパフェ
甘くて瑞々しい苺はもちろん、苺アイスや
フレッシュな苺のソースも美味しく完璧なバランス!
ちなみに5月の季節のパフェは
「枇杷パフェ」と抹茶を使った「東をどりパフェ」だった。

自家製ケーキセット 1,540円もおすすめ
5種類の見本から好きなケーキを選びコーヒーor紅茶が選べる。
コーヒー・紅茶は単品980円~なので
資生堂パーラーでは一番手頃なセットということになる。

ケーキセットをオーダーするほとんどの人が選んでいたのが
この苺のショートケーキ

沖縄産サトウキビの本和香糖(ほんわかとう)を使用した
薄茶色のしっとりしたスポンジ
上質で口どけのいい生クリーム
小粒だがしっかりした食感の真っ赤な苺
添えられた甘酸っぱいカシスのアイスクリームも美味しい
絵になる美しい一皿

コーヒーはしっかりした苦みがケーキによく合うオリジナルブレンド

雰囲気・メニュー・接客、すべてにそつがなく
銀座の老舗パーラーとしての歴史とプライドが感じられる。
「すべてのことはリッチでなければならない」という
資生堂の理念が優雅なティータイムを演出してくれる。
さすが資生堂パーラーである。


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